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2024/12/31 13:13

この記事では女性がネクタイをコーディネートするときのおすすめポイントを、スーツスタイル編でご紹介します。

1. スーツコーデの狙いを定める

海外ではマスキュリンなスーツスタイルや、ドレッシーなスタイルにあえてナロータイをプラスするよなコーディネートをしている方がたくさんいますがタイ巾別にみて、3つのタイプがあるように思います。


①ワイドタイでルーズなメンズライクを演出


②ナロータイでモードに演出


③ジャストサイズで上質感を演出


ワイドタイは、たとえば映画のアニー・ホールでダイアン・キートンがオーバーサイズのスラックスにベスト、ネクタイをコーディネートしていたような雰囲気。


ナロータイは、ブラックシルクをコーディネートしている例がたくさんあります。
とってもモードに仕上がって格好いいですよね。例えば、ソフィア・スタインバーグのように。


ジャストサイズは、スーツスタイルのきちんと感、パーソナライズされた雰囲気が醸し出されるので、上質な印象を与えます。


どんなスーツスタイルに仕上げたいかイメージがあると、あわせるネクタイを選びやすくなりませんか?


2. パンツ or スカート

【パンツ派】

メンズライクなスーツスタイルならば、パンツスーツを選ぶでしょう。通常、ネクタイはジャケットのラペル(襟)巾にあわせると良いと言われていますが、レディースのジャケットは、メンズほどラペル巾が広くないです。デザインにもよりますが、5~7㎝程度が多いのではないでしょうか。

その際、メンズネクタイ主流の8巾は少々、幅が広いので、上質感を出すスーツスタイルでしたら、6㎝前後がお勧めです。

(もちろん、あえての8~9㎝巾も魅力的ですが!要はどんな風に仕上げたいか、ですね)

ウエストをシェイプしたジャケットか、そうでないかでも見え方が変わってきますが、よりメンズライクなジャケットならば、ネクタイは借り物感がでないようなサイズ選びがポイントです。

【スカート派】

スカートコーディネートならば、次の3つがお勧めです。

①8㎝程度を短めに巻く

②ナロータイで華奢な印象に

③ジャストサイズでやはり上質感

ワイドを短めに巻く場合、制服っぽい印象になりますね。ナローですと、ボディラインの細さとスカートで女性らしい印象に仕上がります。ジャストサイズでエレガントに仕上げるのもいいですね。


3. 素材は何を選ぶ?

スーツの素材にもよりますが、基本のウールを前提に、ネクタイはシルクかウールが良いですね。

男性のクラシカルなスーツスタイルに近づけたいならば、やはりシルクのジャガード織がお勧めです。

男性では奇抜すぎるような明るい色味を取り入れやすいのも、女性の特権ですので、イタリア生地にみられるような、彩度の高い赤、オレンジなどのプリント生地にも、気軽にチャレンジしてみて頂きたいです。

また、シルクのプリント生地は薄く柔らかいので、女性が扱いやすいというのもお勧めの理由です。


4. メンズネクタイのおすすめハック

すごく気に入っているメンズネクタイがあるけれど、ちょっと長さを持て余している…。そんなときの対処法について紹介しますね。

①ベストを着てみる

プレッピーなニットベストや、スリーピーススーツのベストなどを着てしまえば、長さも剣先の幅も見えず解決しますね。


②パンツ、スカートにインするメンズビジネスでは、ネクタイの長さはベルト下端までがベストと言われています。そのようなスタイルに仕上げたいならば、小剣側を長く結び、小剣をパンツにインします。これは、インポートの長いメンズネクタイを日本人男性が結ぶときにもやっていますよね。

大剣を長めにして、パンツにインしてしまうのもありです。


③結び方の工夫

プレーンノットでは長い場合、セミウィンザーノットがお勧めです。長さが良い具合に調整できます。結び目も大きくなりすぎないのが良いです。

また、襟が大きなシャツならば、首元で二回巻いてしまうのも良いですね。短く仕上がります。


5. 職人が作るレディースネクタイ

ジャストサイズのネクタイの上質感について記載しましたが、そもそもジャストサイズとは何かについてご紹介しますね。

通常、男性のネクタイは145㎝程度。高身長だったり、首元ががっしりとした方の場合、150㎝程度でお作りすることもあります。

日本人女性にとっては、145㎝は長いことが多いので137㎝でお作りするようにしています。そして、剣先巾は6㎝前後。また、シャツの襟もメンズよりも巾が狭いので、ネクタイのネック巾もタイトに仕上げます。

その他にも、材質、それから女性らしさを出すための小さなこだわりがあります。

カン止めという仕上げの手縫い工程があり、こちらの糸色や、裏地の色を遊んでみたり。メンズビジネスでは遊びにくいところも、自由にアレンジできるのはレディースネクタイの特権ですね。


6.まとめ

本記事では、レディースネクタイのスーツコーディネートについて解説しました。是非ネクタイを取り入れたいつもと違うスーツスタイルを楽しんでみてください。スーツ以外のネクタイコーデについては、また別の記事でご紹介します!


【スーツにコーディネートしたいお勧めネクタイ】